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いつも通り手を繋ぎ
くだらない話をしながら暑い7月の日差しのなかを歩いてく。
その日もやっぱり遅刻だった
『今日も仲良く遅刻ですか？』
下駄箱で英語担任の清水♂と数学担任の奥山♀が遅刻チェックをしてた。
『まだ余裕っす』
なにが余裕なんだかわかんないが俺はｱｷと校舎内に入った。
俺とｱｷの付き合いは学校全体で認知されてるらしく
校舎内で手を繋いで歩ってても何も言われない。
半年付き合っててその頃は
『ｱｷと結婚するぞ！』
なんて思ったりもしてた。
階段を上がりクラスが違うのでｱｷとは廊下で別れた。
『はぁ、今日も遅刻どんな顔で教室入ろうかな』
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