2時間目

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毎回思うことだ 遅刻しといて 教室に遅れて入るのが嫌だった ドアを開けると やはり皆こっちに視線をよこす 『やだなぁこの感じ』 なんて考えながら窓際の一番後ろの席に付く 授業が始まり俺は外を眺めながら眠りに付いた 休み時間は決まってアキが来て起こしてくれた その日も特になにもなく 学校が終わり アキと手を繋ぎ帰る 2人でアキの家に行き アキの部屋で猿になってた 自分の家に帰っても自宅の電話を使い アキと馬鹿話を寝るまでしてた 毎月電話代の請求書が来るたび 母ちゃんに怒鳴られてた あの子が来るまでは俺の全てはアキで アキだけが俺を支えてくれてた。
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