※グラハムに魅せられて

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ガンダムとは実に魔可不思議である。 例えば、10の年齢差があろうとも、ガンダムを語るのにそれは大した問題では無いのだ。 初対面の人間で会話の糸口が見つからない時でも、ガンダムを語り出すと何処か他人とは思えなくなる。 饒舌な我々が其処に居るのだ。 それから、ガンダムWやガンダムSEED等に於いては、登場するキャラクターが美形化された事もあり、女性にもガンダムという作品が観やすい環境になり、支持され始めている様に思う。 また、彼氏や旦那様の影響で観始めたという声も耳にするし、著者にも思い当たる節がある。 そんな老若男女を問わないエンターテイメント作品へと昇華しつつある?ガンダムではあるが、一口にガンダムと言っても作品毎に世界観や設定等が違い、一括りに出来ない部分もある。 しかし、常に新しいチャレンジでガンダムを体現しているその新鮮さが、著者は好きである。 時に、余りにも突飛な発想に、それをガンダムとは認められず、受け入れられない事もあるだろう。 だが、ガンダムに対する愛からであり、そんな議論すら可能にしてしまうのが、またガンダムの魅力なのかもしれない。
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