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キー…ンコー…ン
放課後を告げるチャイムが鳴り響く。
さぁ、楽しい卓球の時間だ❗(の○゛め←)
政宗は台を出してラケットを持つ。佐助もそれに習ってラケットを取った。
「よしっOK💨打とうぜ佐助✨」
「うん✨…あ、そろそろ旦那来るんじゃない?」
「ΣShit‼」
ズドドドド……❗
廊下をつっ走る音がする。
そして、
「むぅわさむぅねどぅのぉぉ‼‼‼‼」
「ぐわぁぁっ‼」
…抱き着いた。
政宗に。正にタックルと呼べるにふさわしいスピードで正確には突っ込んだ。
「お会いしたかったァァ‼‼‼」
「HeyHeyHey‼俺はお会いしたくなかったてかうざいキモいうっとうしい顔が近い良い加減にしろやコノヤロー‼‼」
バキッ‼
「ぐはぁっ」
幸村が吹っ飛ぶ。あの幸村ストーリーの如く吹っ飛ぶ。
「なんのなんのォォォ‼‼」
そして瞬間的に戻ってくる。…コイツの足は尋常じゃねえ‼‼その上再び政宗に突っ込もうとしている。バカだ‼分かってたけど‼‼
「これも愛の鉄拳‼嫌よ嫌よも好きのうちでござるぞ政宗殿ォォ‼‼」
「うるっせぇ‼お前バカだろ‼分かってたけどォォォ‼」
キラリ、と政宗の瞳が煌めき、再びぶん殴ろうとしたとき、
「ぐわはっ⁉」
幸村が吹っ飛んだ。
いや、政宗は殴っていない。
殴ったのは…
「小十郎…❗」
そう、幸村を殴り飛ばしたのは、何故か知らないけれど気付いたら政宗の側にいる卓球部員兼彼“専用”のマネージャーである片倉小十郎だった。
小十郎は振り返り政宗を見ると、爽やかに微笑む。
「お怪我はありませんか?政宗様。」
「YES❗Thank You小十郎✨」
政宗も微笑んで返すと、
「か、片倉殿ォォォ‼‼」
二人の間を割くようにして幸村が割り込んできた。それを容赦なく拳でさばく(爆)
「ぐはぁっっ‼」
幸村は鼻血を出しながら飛んでいった。鼻血が噴水みたいで綺麗だぞ★←
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