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枯れた私のカラダに貴方の愛を注いでください。
貴方の愛で満たされて動けなくなりたい。
【また逢おうね】
なんて曖昧な約束はいらない。
貴方の来週の日曜を私に頂戴。
貴方は最後のつもりでも私には始まりだから。
朝は嫌い。
貴方がそのドアを開けて帰ってしまうから。
私に背中を見せないで。
遠退く貴方のブーツの音が
私を自己嫌悪にさせる。
走って戻って来て…
やっぱりお前がいいって云って?
あり得ない幻想に胸を焦がしながら
貴方からの着信をあてどもなく待つ日々に飽きた。
曖昧な言葉で縛らないで。
【俺の口からは何も云えない】
アナタニ依存シテイル…
そんな私に気付いた。
終わった後にシャワーも浴びずに出ていく貴方は
私に生きる権利を否定する。
貴方の腕に抱かれた瞬間から私は隷属しているのに…
枯れてしまった私のカラダに愛を注いでください。
貴方の愛で満たされて動けなくなりたい。
…but I still don't know what LOVE is…
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