Her

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深夜。厚い雲に覆われながらも、ネオンに照らされ光る外を見る…いつからいつまで自分はこうしているんだろう。 つらい。 そう感じるのに、待ち続ける自分が悔しい。 べつに、付き合う形は人それぞれなのだからと気にしない…そう私は言った、はずなのに。 気にしてしまうのは、本当に彼を想い始めたからだと今になって気付かされる。 下唇を噛む癖は、彼にも指摘されていたが自然とやってしまう、 私の癖が出る時はだいたい決まっている、何かを、自分の感情を我慢する時 今、私の感情は彼を欲していた 彼と一緒になりたくてしかたがなかった ひとつに溶け合ってしまいたかった 自分はどうかしてるんじゃなぃか?そう悩むこともあった、こんなにも身体が、自分が言うことを聞いてくれなくなるなんて それくらい私の身体は彼を記憶している。 …気がつくと 街が目覚め始めていた
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