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荷物をつめている時にちょうどライがやってきた。
あっちゃ~、やばい…でも、ライには話しておきたかったからちょうどいいかぁ
「ナーチャン??何してるの?結婚相手が決まったとか聞いたけど、まさか…?」
「なぁんだ。聞いたんだぁ。そうよ!私は逃げるわよ」
ライは真剣な目をしていた。そして悲しげな目だった…けど笑顔で話した。
「…そっか。そうだね!逃げたほうがいいよ・・・でその結婚相手ってだれなの??」
「隣の国の第2王子でルーク王子だって~」
「え?ル、ルーク…王子?」
「どうしたの?」
ライは暫く呆然としていたが顔を取り繕って言った。
「いや、あの王子は病弱ということだったから…驚いただけだよ…」
「ふぅん?…でも病弱っていうより、変な人って感じで聞いたけどなぁ?」
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