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ナァーシャside
空を見上げていた私に向かってライは言った。
「姫様、どぉしたんですかぁ?」
「ん〰、別になんでもないよ…?
ってかライ、姫様とか敬語とか気持悪いんだけどぉ!いつもナァチャンって呼ぶじゃない?その呼び方も嫌だけど…」
それを聞いて、ライは顔にいじわるな笑みをうかべていた。
「んじゃ、ナァチャン!俺に隠し事するなよな。」
一変して態度が変わったがこれでこそ、いつものライだ。この少し意地悪で、でも優しいとこが大好き!
でも、だからこそ彼にはあまり心配させたくない。
「なんでもないって!!
最近暇だなぁって考えてただけだし」
「それならいいけど…大丈夫!?」
「何それ!?私は大丈夫よ」
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