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「…やっぱり同じだよな……。」
ノートを見ながら俺は呟く。…こんな偶然、あるのか?考えていたら、携帯のアラームが鳴る。
「あっ!やばいっっ!塾の時間だ!」
考えるのを止めて、俺は携帯を閉じ、ノートをしまってから部屋を出た。
「あー……疲れた。」
部屋に入るとベッドの上に倒れこむ。
「ううっ眠い。」
眠い目をこすりながら、携帯を取り出して、再びサイトを開く。…さっきの、あれは、偶然か何かだろう。このノートの存在は、親も知らない。苻に落ちない点は色々あるが、俺は、自分自身を偶然という事で、納得させようとした。
「まあ、大丈夫!俺に、このノートがあるかぎり!」
よし!いいぞ俺!前向きだ!
「さーてと、ノート、ノート。」
ノートを取出し、どれを書き込もうかパラパラと捲る。…うん。これが良いかな?サイトの書き込みを見ていく。
「おお。冬景色さんも書き込んでいるな?」
俺のライバル其の二だ。
冬景色》こんにちは🎵僕も、又、詩を作りました😃…………。
「…なんの、冗談だよ……………?」
俺は再び、愕然とした。…そこに書いてある詩は、今度こそ間違いなく、俺のノートに書いてある詩だった………。
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