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飛び散る破片。
強力な実体弾が、次々とエアタンクに吸い込まれていく。
俺は、動きを止めたエアタンクに向けて一気に加速。
ギリギリすれ違い様のタイミングで、ビームライフルを発射。
至近距離からのビーム粒子は、いとも簡単にエアタンクの装甲を切り裂いた。
まるで、巨大なカマイタチに襲われたかのような、鋭利な裂け目が装甲に口を開き、黒煙を立ち昇らせながら、パチッ。パチッ。と、火花を散らす。
!!!!!!!!!!!
エアタンクの機体が、内側から膨れ上がったかと思うと、強烈な爆風を辺りに撒き散らして消滅する。
俺の騎体は、既に次のターゲットに向けてアサルトライフルを斉射を浴びせている。
小刻みな振動。
エアタンクは、モニターセンサーやペリスコープのパーツを、昆虫の触角のように震わせている。
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