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一際強い閃光。
キイィィィィィィィン!
軋むような金属音を挙げ、ベイルの向こう側で多脚砲台が動きを停める。
飴細工と化したベイルが、真紅に灼けてグニャリ。と、変形した。
間一髪のタイミングだ。
溜め息をつく間もなく、肩口のビームライフルを発射。
跡形もなく、多脚砲台を吹き飛ばして騎体を翻した。
超電磁コーティングの溶けたベイルの冷却機能を最大に上げ、インジケーターで表面温度が下がり始めるのを確認する。
右腕は、撃ち尽くしたアサルトライフルをリリース。
交換できるマガジンはあるが、熱に灼けた銃身と溶けかけたセンサー類は、恐らく使い物にならないだろう。
騎体を軽くする為、残ったマガジンとバズーカもリリース。
エネルギーパックを交換したビームライフルを、右腕のメイン兵装にセレクトする。
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