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いなし切れない衝撃に、忌々しい叫びを挙げながら、後方へと小さくジャンプ。
スラスターを全開にして、騎体の姿勢を制御する。
反動を利用して騎体をダッシュさせようとした時には、間合いを詰めた人馬兵の姿が迫っていた。
背筋を凍らせるようなスピード。
とっさに躯を捻り、直線的に繰り出された長槍をかわす。
！！！！！！！！！！！
大気を切り裂く、強烈な突撃。
騎体を掠めながら、その風圧が騎体を震わせたような感覚。
体勢を崩しながらも、ベイルアタックによる打撃を繰り出そうと左腕に力を込めた瞬間。
！！！！！！！！！！！
尋常でない衝撃が左腕を襲い、人馬兵の体躯が宙を舞った。
俺は、訳の判らないまま、再びフルブーストで後退、ヘッドセットのアラートを確認する。
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