高校編

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「ゼン!おはよ~」 ジュンが手をあげて走ってきた。 ジュンは高校に入って一番最初に仲良くなった友達だ。 2年に殴られていたのがジュンで、俺が助けてから更に仲良くなった気がする。 ジュンはロン毛の茶髪。ナカナカのイケメンだ。 「おはよ~あれ?鞄は?」 ジュンが手ぶらなのを見て俺が言うと 「昨日持って帰るの忘れた」 とジュンはニタニタ笑う。 「ワザと置いてったんだろ…」 呆れ顔の俺。 「バレた?重いんだもん」 憎めないヤツだ。 教室に行くと 「おはよ!」 っとハルキとナツが教卓の上に座っていた。
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