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俺は柴田さんに今までの事を鮮明にゆっくり話した
…‥─────────
「この目覚まし時計かい?」
「はい…角についている血液はその女の血です。思いっきり投げつけ頭に当てました……」
「うん血液検査して女を調べるよ」
…‥────
女は今どこにいるんだろう
どこから俺を見て
どこから狙ってくるんだろう
吉岡さん……アキ……
そういえば…
なぜアキが襲われたんだ…?
女と接触したのだろうか
しかしアキは吉岡さんみたいにメチャクチャにされていない
吉岡さんの時…女は身体全体に吉岡さんの血を浴びていた
「…佐藤くん…残念だけど…やはりアキさんは助からなかったよ…」
「………………」
わかってたよ
助からないってさ───
「………………」
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