大きな力

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髪が若干茶色かかったアルマと呼ばれている少年が口を開いた。 「そうだなぁ、この授業が終わったら賭にでも行くか。(笑)」 「ちょっと、賭なんてダメよ~!!ちゃんと、私達の国の成立ちぐらい聞きなさいよ!!」 黒い髪を腰ぐらいまで伸ばした、女性が2人を呆れたように見ていた。 「だいたい、ユーリは、細かすぎなんだよ。(笑)」 先程から、暇を持て余している茶髪の男性がまたかと言った表情でのべている。 「ニットの言うとおり、細かすぎたら17でもしわがでるんだって。」 「アルマもああ言ってますよ。(笑)」 「ダ~メ!!」
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