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「何食べる蜜?」
「ん~チーズケーキ」
「……乙女め」
「好きなんだからしょーがねぇだろ?」
蜜は口元を手で隠して横へ向いた。
照れた時にする蜜の癖。
「マスター、アップルパイとチーズケーキとフルーツタルトにイチゴケーキ、モンブランとティラミスも」
「あーマスター、追加でシュークリームにチョコケーキ、それにプリン2つー」
「お前らなぁ…」
呆れ顔のマスターを蜜と二人で笑った。
「ところで四葉、お前夏休み予定ねぇの?」
「ん~無いかな?でも蜜が図書館行く時に私も本借りようと思ってる」
「またどして?」
「だって読書感想文書かなきゃじゃん?まぁ蜜の部屋から一冊拝借しても良いんだけどさー」
私たちの横を穏やかな時間が過ぎ去って行く…。
馬鹿やって騒いで。
そんな日々が幸せで…。
同じ明日があるって、信じて居たい。
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