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駿介と彩弓を見て、三年生が会話を交わす中、一方、一年生たちは………
「……………。」
試合に出た五人………いや、海斗を除く四人は練習の手を休め、呆気に取られた表情で沈黙している。
ちなみに、他の一年生はかなり驚いてはいるが、疲れている為、反応ができないようだ。
「普通じゃね、あんくらい?」
海斗がボールを指で回しながら、四人とは違い、疑問の表情を浮かべ、ポツリと呟き気味に皆へ言葉を送る。
「……………。」
海斗の呟きに、皆が激しい反応し、全く同じタイミングで海斗へ視線を移す。ちなみに、かなり驚いた表情である。
「そんなに驚くコトじゃない………だろ?
そうだよな、陸也。な?」
全く同じタイミングで自分に視線を移してきた四人に少し笑ってしまいそうになりながらも、驚いた表情に疑問を持っているようで逆に驚いた表情を浮かべ、否定しようとするが………皆が全く視線をぶらさないので、最後の方はたじろいでしまった。
最終的には驚いてる陸也へ同意を求めた。
一番、そう言うのに理解がありそうな陸也だが、驚いてる時点で同意を求めても意味がないと思うが………
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