1320人が本棚に入れています
本棚に追加
「皆、マジで勘違いしてるらしいが、俺と美咲は付き合っていない。
だから、自慢じゃないが、彼女も出来たことがないから、女を抱き締めたコトも、キスしたコトもない。
ぶっちゃけた話“これだ!”って女に出会うコトはおろか、見たコトもないからな。」
海斗が自分に話題を振ってきたのを、近くに美咲のような人物がいるからで、付き合っているから“抱き締めたコトとあるだろう”と勘違いされたのだろうと予測しし、海斗を静かに見つめながら、自分たちの関係を否定する。
その後、更に淡々と否定の言葉を飛ばし、激しく主張する。
最後に勝手にぶっちゃけ話を始め、締め括った。何故ぶっちゃけ話をしたのやら………逆に色々なコトを察知されるコトになるのに。
「ふ~ん。二人はそう言う関係なんだな。」
陸也の言葉をしっかりと聞いていた海斗が思わず、口元を緩ませながら、納得の表情を浮かべる。
否定の言葉に嘘がないので、付き合っていないも分かったが、ぶっちゃけ話で二人がどんな雰囲気なのかも分かったのだろう。
最初のコメントを投稿しよう!