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審判:『セーフ,セーフ!!』
実況:『ああ,セーフになりました。 最終回とうとう東京フーリガンズが一点のリードを奪いました。
まだツーアウトながらランナーは二塁,バッターは桑多君です。
斉藤君はこれ以上点を入れられると非常に厳しくなります。
さあ,斉藤君一つ息を吐いて第一球を投げました。
ストライクです。 良いコースに決まりました。
さあ,第二球目を投げました。 ボールです。 際どいコースに投げてきます。
テンポ良く第三球目を投げました。 これはサードファールゾーンに打球が転がります。
さて,斉藤君2ー1と追い込みました。 第四球目を投げました。』
キッーン!!
実況:『打ったあ,打球は素早くショートの右を抜けていったあ!!
センター前ヒットです。 ランナーの番長君,三塁を蹴ったあ。
ホームを狙います。 しかし大阪スネークスで一番の強肩である村田君がバックホームする。
これは素晴らしいボールだあ,まさにレーザービームです。
タイミングは微妙だが,キャッチャーはブロックする。
ランナーは真っ直ぐ突進してきたあ。 タックルだあ。
キャッチャーの杉本君,ボールはどうだ…?
グラブを挙げたあ,ボールは入ってます。 アウトです。
この回なんとか1失点に抑えました。 最終回の裏です。
大阪スネークスの攻撃は先ほどホームランを放った一番ショート山木君です。
さあ,桑多君初球を投げました。』
グワキーン!!
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