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審判:『ストラックアウト!! ゲームセット!!』
その後も順調に勝ち進み準決勝も最後の打者を空振り三振にとって試合が終わった。
監督:『ご苦労様デース。 あなた達は凄いデース。
これまで危なげなく勝ち進めるなんて驚きデース。
明日はいよいよ決勝戦デース。 相手は三年連続で堺レンジャーズになりました。
一昨年は勝てましたが去年は負けてしまいました。
一筋縄でいかない相手デース,気を入れていきましょう。
全員:『はいっ!!』
監督:『伸君はここまでずっと一人で投げ抜いてきましたが大丈夫ですカ?
明日は手強いですよ。』
伸:『大丈夫っすよ,疲れてないし勝てますから。』
劉:『天狗になるな,相手はメチャクチャ強いんだ。』
勝:『一昨年は劉の兄貴が居ってギリギリ勝てたんや,去年は戦力があまり居らんから負けてもうたんやで。』
翔:『それに,相手チームには‘植野 淳’がいるしな。』
伸:『植野 淳?』
翔:『神坂タイガースで五年前まで活躍してた植野選手の息子で四番でエースでキャプテンやってる奴だよ。』
伸:『マジで,すげー!! あの200勝投手の息子かよ。
絶対勝ちたいわあ。』
こうしているうちに時間が経ち,決勝戦の日がやって来た。
さらにこの試合はCBAラジオが生中継するらしい。
俄然,燃えてきたぜ。
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