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「わかりました。では、神官長様浄めの魔法を行いましょう。」
「姫様自ら?何も今すぐでなくとも明日になれば、神官も揃う。いくら姫様が魔力が人よりもたくさんあるとはいえ、今日も戦ったのでしょう?無理は…。」
「いえ、このモンスターは私が倒しました。ならば私が浄化するのが、筋でしょう?。」
「そうまで言うならば、止めはすまいよ。」
シルは、微笑むと
トンッ と 1つ 杖を床に付き 集中しはじめる。
身体から淡い光が輝き始めると、モンスターの石が 浮き クルクルと回り始める。それを見ると浄化の呪文を唱える。浄化の呪文は歌、それに合わせるように石も回る。まるで踊るように…
そして、歌が終ると淡雪のように消えて行った。
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