0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
深夜の星空に
火をつけたばかりのタバコ
肺に入れた煙を夜空に吐き出す
冷えた吐息と混じり
僕の空を白く染める
君は僕のキモチを知っていますか
最後の一本に火をつけた
心のスキマを煙が通り抜ける
君が入るはずの心の穴
君は僕の心の一部になるはずなのに
僕は君にキモチすら伝えていない
君だけを見て
君のことだけ考えて
君だけを思ってきた
君に僕のキモチをしってほしい
夜空に星が無限にあるけど
僕のキモチは一つだけ
君に唯一の
言葉を伝えていない
あなたが好きです
大好きです
君が僕のキモチを知ったとき
君は笑ってくれるかな
それを想像しながら
僕はタバコを夜空にふかしている
最初のコメントを投稿しよう!