子守唄

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夜がどんどん重くなる…   仕方なく美穂は自分の部屋へ行き、布団の中に潜り込んだ。 この頃から一人部屋をもつようになっていた。 しかし美穂にとってそれは狭い牢獄のような塒だった。   誰も美穂の存在を認めないかのような囚人の部屋…       明かりをつけたまま… 深夜の5時を待つ。  
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