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3月9日水曜日。今日は待ちにまった?始業式。いわゆる入学式だ。
私と疾風と春華は今年で3年生になる。そして私の妹の楓は今年から中学生だ。
楓は中学校に行くのが楽しみなのか昨日の夜から妙にテンションが上がっている。正直それが,うるさくてかなり迷惑でまともに眠れなかった。
いい迷惑だ。
だから今日はめちゃめちゃ眠い...
『ありえね―!!!!』
私は心の中でさけんでいた。
そんな時,疾風が私に声をかけて来た。
『おい。お前―…』
『何ッ!?!?』
私は疾風の言葉をさえぎるように少しムッとしたように言った。
すると…―
『おいッ!!桜井!何ボ―っとしているんだ。式はとっくの昔に始まってるんだぞ!!』
っと青田が言った。
私はそれを聞いてハッとして周りを見渡すと皆,椅子からたっていた。
『やばッ!新学期早々やっちゃったよ―!汗』
と心の中で言うと青田に『すいません。』と1言いい席を立った。
そして,それからは何もなかったかのように式は順調にすすみ,長い校長の話も終わり,無事?式を終える事ができた。
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