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「キャサリン…あなたは本当にもうチョー・クじゃないのね…??」
ナタリーが聞く。
「私は…蛍☆光ペーンよ。もうチョー・クなんかじゃない!解放されたのよ…戦いの中でしか自分を感じられない種族から…」
「嘘よ!あなたは戦闘に喜びを感じてた。それは紛れもないあなた自身なのよ!」
ナタリーが反論する。ずっと一緒だった仲間が突然変わったから…種族そのものが変わってしまったからか、ナタリーは焦っているように見える。
「私はもう…戦いたくないのよ」
その言葉がナタリーの中の何かを壊した。
「そう…じゃあ分からせてあげる。あなたには戦うことしか許されないってことをね!」
「それってどういう…??」
ナタリーが笑う。
「あなた博士とアンダーソンが大切のようね…。2人がいなくなったらあなたには何も残らない、そうよね??」
「まさか…やめて!」
「あなたがチョー・クに戻らないと言うなら仕方ないことなのよ。どうせ2人はあなたを助けにくるでしょうね…圧倒的な力の差もわからずに…アハハ、そのときが彼らの命日よ!」
ナタリーの高笑いがこだまする…。
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