序章

1/2
前へ
/66ページ
次へ

序章

昔からこの季節になると、温かい日差しの隙間から… ほんのり冷たい風を肌に感じる。 枯れ果てた樹木達は来るべき春に向け… 衣を全て脱ぎすて、少しばかりか哀愁を漂わせる。 男は少年を乗せ、馬に股がり… 山道をゆっくりゆっくり進みながら、冬の景色を楽しんでいた。
/66ページ

最初のコメントを投稿しよう!

428人が本棚に入れています
本棚に追加