喋るうさぎ

2/35
124人が本棚に入れています
本棚に追加
/700ページ
「カイル、おつかいいってきてくれる? ママはパパと愛夢の検診いってこなきゃいけないから」 カイルは母親の言葉に 「ネロにいちゃんとアリスねぇちゃんは~?」 と言い返すと 「二人は学校よ」 「ぷー、わかったよぅ」 母、イライザは財布から 三枚の紙幣を取り出すと 「おつかい終わったら すきなもの買っていいからね」 イライザはそう言うと 紙を渡した。 カイルはごほうびが 貰えるとわかった瞬間 「いってきまぁす!!」 と脱兎の如く 走り去っていった!! 「現金な奴だなぁ」 父、カリンツは 苦笑した
/700ページ

最初のコメントを投稿しよう!