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竜は村長に言われた通り、訓練所へと向かっていた。そして門に大きく「訓練所」と書かれた建物の前についた。
竜「ここが訓練所かぁ…」
竜が佇んでいると、中から男が凄い勢いで飛び出してきた。
教官「やぁ!君が竜かい?村長に話は聞いているよ!さぁ行こうか!」
竜は教官のそのインパクトのある性格に圧倒されつつ、引かれるようにして訓練所の中に入った。
教官「さて、君はまだハンターに成り立てだそうだが、何か聞きたい事はあるかい?」
竜「あっ…いや。ハンターの基本的な事は本で読んだんで、大丈夫です。」
教官「な~るほど。意欲はなかなかあるようだな!」
竜「はいっ!」
教官「よーし!いい返事だ!それでは早速、君の得意な武器を探してみよう!」
教官はそう言うと奥の部屋へと入っていった。
教官「何をボケッとしているんだ!早くこちらへ来なさい!」
竜「あっはい!」
竜は教官に導かれ奥の部屋へと入っていった。
教官「さてっと…」
教官は色々な武器を並べ始めた。そして、一つ一つ指で指しながら説明をし始めた。
教官「これは、大剣と言うもので、威力は高いがその分振った後に隙が出来てしまうので扱いには注意が必要だ。」
教官はそう言うと次に移った。
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