若気のいたり③

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中1の夏か秋だった 友達とじゃれあっていたら 上履きを女子トイレに 投げ込まれた 中をチラッとみたら 誰もいなかったので 冷やかされながらも 取りに入った その瞬間1番奥の扉から 知らない女子が出てきた キャーと叫ばれたから 思わず作者も叫んだ 「ちょ、ち、あ、違うて違うて!」 慌てて女子トイレから 出ようとしたら 入ろうとしてきた 別の女子と目が合い おもいっっっくそ 睨まれてしまった 友達の大爆笑を背に受け 泣きながら教室に走った そこで気付いた 「山田」とかかれた上履きを 女子トイレの中に放置したままだ
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