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ジャッジメントをハードケースに戻し、そして空を仰ぐ。
思い知らされた。俺は…戦えない。
戦いにすらならない。
マサシに殺るつもりがあるなら何時でも殺れたんだ。でも…殺る気にさせる事すら出来なかった。
俺は……。
「どうした?暗い顔してよぉ」
不意に後ろから声が掛かる。
「…な………今まで何処に!?」
「話がある。」
「だが…俺は…」
「戦えないってか?戦う気あるのか?無いのか?どっちだよ?」
「戦いたい…このままヤマトを見ているだけなんて…できない!!」
「クックック♪なら…ついてこい…てめえに戦う力ってヤツをくれてやる。」
「………戦う力………?」
「あぁ…そうさ、ついてこい」
「わかった…」
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