俺と千佳 【中】

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あんな叫び声もあげられないほどに恥ずかしがってる千佳なんてそうそう見られるもんじゃないからな。 脳内に永久保存しました。 あぁ……写真撮っときゃ良かったな……。 まぁ、SDは有希で一杯なんだけどね。今度2ギガ版に変えよう。 「了解した。それより、食べて良い?」 「あっ…はい、どうぞ……召し上がって下さい」 とりあえず腹も減っていたために、俺たちははれて朝食をとることになった。 相変わらず千佳の料理は美味い。何でこんなに上手いのか分からん。 でも、良いね。 「あの……悠さん……?一つ聞いて良いですか……?」 食事も中盤に差し掛かり、腹も良い感じに満たされ始めたところで、千佳はやや控えめにそう尋ねてきた。 「ん?何?性感帯なら自分で探してくれ」 「ばっ……そんなんじゃないです!!あ…あ…朝から何てこと言うんですか!?」 冗談じゃないか……。自分だって朝は絶対キスしなきゃいけないんですぜ?とか言ってたくせに……。 「ジョーキングフェスティバル。続けて」 「もう……意味分かんないですし……悠さん朝からお盛んです……。 えっとですね……悠さんさっき夢の続きとか何とか言ってたじゃないですか……。 あれ…どんな夢を見てたんですか…?」 千佳は箸を止め、きちんとこちらを向いて不思議そうに尋ねてくる。 あれを語れと?なかなかチャレンジャーなことさせますな……。
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