俺と千佳 【中】

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「ごめん。謝るからパンツ見せて」 「はい……。って、違います!絶対話の主旨が違ってきてます!」 あれ……そうだっけ? 「いや……パンツの話だろ?」 「違います!公園に行きましょうって話です!」 「あぁ……公園でパンツ……」 「パンツから離れて下さいっ!! もう……悠さんエッチです!パンツ魔神です!」 パンツ魔神って……魔神か……。あながち間違ってはないかもな……。 うん、間違ってはない。 というわけで、俺たちはまた手を繋ぎながら街を歩き始めた。 正直言ってみれば、神城公園はうちの近所だ。 近所とは言っても、面積が異様に広いからなんだけど……。 さすがは天下の龍遠寺家の敷地。 公園というよりは、運動場に近くなってる。 とまぁ、神城公園の概要はこの辺にしておき、俺たちは公園に向かっていく。 中心街から結構離れるため、人通りはそれほど多くもない。 しかし、時刻はまだまだ昼過ぎだ。 こんな晴天の下にいて、子供たちが遊んでいないわけはない。 俺たちが神城公園に着くと、そこには子供たちがたくさんいた。 「結構混んでるな……」 「賑やかで楽しいですよ? それに、私子供が大好きなので、ちょっと嬉しいかもしれません!」 なん……だと……?
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