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「ごめん。謝るからパンツ見せて」
「はい……。って、違います!絶対話の主旨が違ってきてます!」
あれ……そうだっけ?
「いや……パンツの話だろ?」
「違います!公園に行きましょうって話です!」
「あぁ……公園でパンツ……」
「パンツから離れて下さいっ!!
もう……悠さんエッチです!パンツ魔神です!」
パンツ魔神って……魔神か……。あながち間違ってはないかもな……。
うん、間違ってはない。
というわけで、俺たちはまた手を繋ぎながら街を歩き始めた。
正直言ってみれば、神城公園はうちの近所だ。
近所とは言っても、面積が異様に広いからなんだけど……。
さすがは天下の龍遠寺家の敷地。
公園というよりは、運動場に近くなってる。
とまぁ、神城公園の概要はこの辺にしておき、俺たちは公園に向かっていく。
中心街から結構離れるため、人通りはそれほど多くもない。
しかし、時刻はまだまだ昼過ぎだ。
こんな晴天の下にいて、子供たちが遊んでいないわけはない。
俺たちが神城公園に着くと、そこには子供たちがたくさんいた。
「結構混んでるな……」
「賑やかで楽しいですよ?
それに、私子供が大好きなので、ちょっと嬉しいかもしれません!」
なん……だと……?
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