俺と千佳 【中】

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「千佳……、俺……変態かもしれない……」 「今更気が付いたんですか?悠さんは類い希なる変態です。今世紀最強の変態と言っても過言ではないです」 なん……だと……? まぁ、自覚症状があるから傷つきはしませんけどね。 「でも、私はそんなの気にしないです。 私……悠さんが完全究極変態だってことも知ってますけど、それ以上に悠さんの良いところをいっぱい知ってます。 悠さんは私のことをとっても大切にしてくれてます。 だから……そんなに気にすることじゃないです……」 「千佳……」 「でも……私のパンツを直視するのはいけないと思います……」 千佳は目線をそらしながらそう言う。 なるほど、全てお見通しというわけか。 良い意味でも、悪い意味でも。 「あぁ……天地神明に誓ってパンツを直視しないよ」 「天地神明って何ですか……? まぁ、そんなのどうでも良いです。それより、滑り台滑っちゃいましょう? ほら、悠さん私の後ろです!」 急に元気になった千佳は、休憩所から垂れる滑り台の方に駆けていき、スタート地点に腰掛けて俺を待っている。 懐かしいなぁ……。 この滑り台でそのまま射出されたっけ……。 とりあえず俺は千佳の後ろにピッタリとくっ付き、滑り台を滑り始めていった。 ……変態的な行動は慎もう。
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