泣いた…

3/5
前へ
/16ページ
次へ
俺の名前は滝沢 ロキ 前回の小説のT君だ。 卒業式でのこの気持ちは原くんも同じだと思う。俺たちは、一心同体さ! 『ねぇ…今から原くんち行っていい?』 在校生に見送られた後、俺はこの言葉を放った。 『いいよ。』 原くんはそういった。これで、原くんちに行くのは最後のつもりだ。 ガチャ…。原くんの香りが部屋から漂っている。 …凄く落ち着いた。 『何する?』 いつものように聞いてくる。 『話がしたい。もっと、もっと原くんと話がしたい…』
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加