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ある年の2月2日午前八時七分。
その日は最高気温が8℃で曇りの日だった。
雪が少し降っていて、積もるかなぁなんて事を思ってた。
空を見上げて、少しボーッとしてた時。
俺は死んだ。
割とあっけなかった。
あっ、って思った瞬間には宙を舞ってた。
痛みなんて感じなかった。
気が付いたら、俺は自分の血まみれになった体を見下ろしてた。
良い事した覚えは無かったし、逆にヤバイ事ばっかりしてたから、地獄行きだろう何て事も思った。
これからどうしようって考えあぐねていた時、『あの人』に会ったんだ。
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