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「確かにそうだが。」
まぁ、とやかく言われる筋合いは無いな。
俺自身全うな人生を送って来たとは思ってねぇよ。
「あ~あ、何でこんな20人以上を殺害した連続殺人犯の担当になっちゃったんでしょう、私。久しぶりだったのに……。」
運が悪かったな。
まぁ、まさかこんな事故で死ぬとは俺も思ってなかったけどさ。
「お陰で刑事課の人が大変そうでしたよ。何であんなに殺したんです?」
「アンタに説明してやる義務は無い。」
つーか面倒臭い。
「無愛想な方ですね~。」
「余計なお世話だ。それで、何の為に俺に近付いた?答えによっちゃあ屍になって貰うが。」
ナイフを構える。
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