3人が本棚に入れています
本棚に追加
もう、この章の先が読めるでしょ?
中島が家にいる頃、山口はようやく秋葉原のメイドカフェを出てガンダムの同人誌を片手に電車に乗った。山口はどうやらメイドに嫌われていて、KYと呼ばれているのに気付いたようだ。
「メイド死、メイド死。」まるで障害者のようにぶつぶつと呟いている。
「…同人誌読むか。」
なんと山口は電車の中で同人誌を読み始めた。
「マチルダさぁ~ん。」
………どうやら頭がおかしくなったらしい。
そして、同人誌を読んでいたらいつの間にか家についていた。中島がバナナをもってたっている。
「おじいさん、おじ、いさん。バナナを食べましょう。」
しかし、山口は不機嫌だったらしく、
「おいおじいさん!ゴリラじゃねぇんだから夜にバナナなんか食えるかよ!」
そういうと、山口はもっていた包丁でバナナを真っ二つにした。すると、バナナがいきなり輝きだし、光と共に変なガキが出てきた。「ウワァァァァ~。」
山口は腰を抜かしてしまったらしく、そのまましゃがみこんだ。
「おい!爺さん。飯を出せ。」
中島はバナナ味噌汁を出したが、美味いはずもない。
「決めた。お前は山口君の包丁できられたからKY太郎だ!」
こうして、山口の包丁で切られて生まれたからKY太郎となった。
最初のコメントを投稿しよう!