異世界

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私は、輝御 癒月(かがみ ゆづき)。 私が、地球とは違う世界を知ったのはつい最近… 最初はびっくりして、信じられなかったけど、今は分かる。 『存在しているんだ』 ―――――――――― 異世界を知った日… ピピピピ… 『ん…』 カシャン… 眠くて重い瞼を開けてみると、朝の6時。 『起きなきゃ…』 癒月は、ベッドから降り、学校へ行く準備をした。 階段を下りて行くと、お兄ちゃんが現れた。 『あ、おはよう。零(れい)兄!』 「お~、癒月。はよ!今日も早いなぁ」 零兄は笑って答える。 『うん!零兄こそ!』 零兄… 私の兄、輝御 零時(れいじ)だ。 廊下でしゃべっていると、お母さんが早くしなさい、と言った。 「『はーい』」 2人は、朝食ののっているテーブルの側にあるイスに座り、食べ始めた。 ―――数分後 「『ご馳走様でした!』」 少しゆっくりし、今の時間は7:30。 『行って来ます!』 玄関のドアを開けて、外へと出る。 綺麗な空気、心地好い風… 私は、この自然が大好きだ。 癒月は、早歩きで学校へと向かった。 花夢学園… 私は、いつものように自分の席に座った。 「おはよう!癒月ちゃん!」 声をかけてきてくれたのは、高貴 雪 (こうだか ゆき) 私の親友だ。
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