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始まり終わる……終わり始まる
………。
崩れいく世界に涙、
秩序の旗が燃えている。
憎しみに身を任せた悲劇。
亡骸は雨に溶けて、
唄えぬ君はそれを呑む。
口いっぱいに頬張る希望。
晴れ晴れしい覚悟も明日には。
静かに静かに沈み……
ほら人も海もその名を知らぬ時に。
何処かの誰かに移り…
また波も鼓動もいつしか何もない嘘へ……
散っていく星は遠く、
誰かの唄も消えていく。
歴史さえ無になった末路。
流れいく屑に紛れ、
充満した時にただ。
流されて色褪せた生命。
潔い宴も何も。
何時かは何処かに生まれ、
また光も闇もその目に映る頃。
何時かの何かを宿し、
また弱さと限りを抱いて眠るんだろう……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。
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