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手を伸ばしながら踏み潰す
緑色の波が
脚を撫でる、
とても深く
傷ついているのに……
肌に触れる陽射し
連れて行くよ、
とても浅い
この星の心臓へ。
摘み取って
花束を作ろう、
すぐに
枯れてしまうんだろうけど。
ららら、
嘘の海は晴れて。
涙色の声が
空を撫でる、
何もかもが
傷ついているから……
笑い声
混じりの雪化粧、
すぐに
解けてしまうんだろうけど。
ららら、
事の始まりはその隣に。
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