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「佐々木さん。諸星来ました?」
怪しい男がバーカウンターに座りバーボンのロックを頼んだ。
「私は他のお客様の情報を漏らす行為は控えております」
「まあ。佐々木さんの顔を見れば来たってわかります」
怪しい男は鼻で笑いながら一眼レフカメラを取り出した。
「佐々木さん。このカメラを諸星に渡しといてくれませんか?後この事も諸星に伝えてください……」
「ついにあの計画を実行するんですか?」
「はい……教授の為に……」
怪しい男はバーボンのロックを飲んだ。
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