第2章 誰の為に

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翌日、関羽は重さ82斤(約28㌔)の青龍偃月刀を張飛は長さ4メール以上の蛇矛を加治屋に頼みに行った。 【劉備の母】劉備……実は貴方は……いえ、なんでもありません………。 【劉備】母上、私が何者であろうと、私はずっと母上の子ですよ。 【劉備の母】そうですね、体に気をつけて行ってくるのですよ。 【劉備】はい母上。 数日して、関羽と張飛の武器が完成した。 【張飛】よし!!!じゃあ出発するか。 出発する寸前に母が思い出したかのように声をかけた。 【劉備の母】劉備、この防具と宝玉を付けて行きなさい。 母は劉備に坊具を着させ宝玉を帝剣に付けてくれた。 【劉備】では、行って参ります、村の皆さんもお元気で。 見送りは、村総勢で見送ってくれた。 【関羽】振り向かなくてよろしいのですかな? 【劉備】ああ、また皆で戻って来るからな。 ~こうして劉備達の旅が始まった~
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