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( ^ω^)「あったあった
ん?どうしたんだおツン?」
ξ;゚⊿゚)ξ「え…あのその…」
流れる沈黙
張り詰める緊張
夕日が教室を橙に染め上げる
( ^ω^)「今日のツン変だお?
暗くなっちゃうから早く帰るお」
ξ//⊿//)ξ「こっこれ」
鞄から取り出した包み
震える両手でブーンに渡す
( ^ω^)「これなんだお?」
ξ//⊿//)ξ「いっいいから開けなさいよ」
開けた中には決して綺麗とはいえない数個のトリュフ
一生懸命作ったものだ
しかし改めてその不恰好さを見ると恥ずかしい
( ^ω^)「おいしそうだお!食べてみていいかお?」
ξ//⊿//)ξ「いいけど…不味かったら吐き出しなさいよ!
あんたのために作った訳じゃないんだから!」
ツン自身何を口走っているのかよく分かっていない
ブーンが口に入れてからの時間が長い
今すぐにでも走って逃げたい気分になる
( ^ω^)「お…」
ξ;゚⊿゚)ξ「大丈夫?変な味しない?」
( ^ω^)「おいしいお!!ツンの手作りかお?」
ξ*゚⊿゚)ξ「そ…そうよ!」
どんどん口に運ぶブーン
あっという間にチョコレイトはなくなってしまった
( ^ω^)「ほんとにおいしかったんだお!ありがとうだお!」
ツンは安堵した
それと同時に嬉しさの余り泣き出しそうになる
( ^ω^)「な…何だか体が熱くなってきたお
熱い…熱いんだお!!」
ブーンの顔が紅潮する
そうクーの薬だ
結局使ってしまったのだ
( ^ω^)「ツっツーーン」
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