封じられる光。

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「なまこー!朝だよ!」 「・・はぁい。」 AM7:30 基李(もとい)ちゃんの声で目を覚ます。 「ほら。起きて。きちんと時間割り決めたか?忘れ物ないか確認しろよ。」 「うん。」 私を起こしてくれたのは、川原 基李(17)。川原家の次女でスポーツ万能でいろんな部活を掛け持ちしてるの。かわいいよりかっこいいが似合うと私は思ってる。小さい頃から、私がいじめられたりするとすかさず助けてくれたのが基李ちゃんだった。 「2人共、ご飯冷めちゃうよー!!」 「やべっ柚菜(ゆずな)に怒られる。急げ!なまこ!」 「うっうん。」 急いで準備をして、階段を降りるとリビングのテーブルには朝ごはんがきちんと用意されていた。
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