345人が本棚に入れています
本棚に追加
「こいつは本物なのか?幻かもしれない」
「本物だよ。こいつは小竜。俺の契約してる竜のひとつだ」
「よう」
「ぁあ?!」
竜が喋った?!
「なんだよ。こいつが喋っちゃいけないのかよ?」
「いや、そうじゃないんだが・・・」
急に話しかけられるとびっくりするし
「それにしても、竜って意外とちっちゃいんだな」
竜は人間の子供位の大きさだ
「こいつはまだガキだからな」
「・・・」
「けどこいつの能力は普通の竜とは違う。大人の竜と互角に戦える」
「・・・」
子供といってもあなどれないな・・・
「これがきっかけとなり君と俺との友情が生まれた」
「そんな見せかけの友情いらねーよ!!」
「なら秘密の関係となった」
「そんな怪しい言い回しをするな!!」
「まぁそういうことでよろしく」
「どういうことかは分からんが・・・まぁいいだろう。よろしく、龍崎」
「よろしくな、にいちゃん」
「あぁ。竜くんもよろしくな」
「竜じやない!『小竜』だ!!」
名前に誇りがあるらしい小竜だった。
「あぁ。よろしく、小竜」
最初のコメントを投稿しよう!