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龍崎のデビルの説明も終わり、黙って龍崎とパトロールまがいのことをしていたとき、ピタリと龍崎の足が止まった。
「どうした?」
「近くに・・・いる」
「なに?!」
周りをキョロキョロと見回した。なにもいない。
しかし、イレイザーはデビルの存在を感知できるらしい。だから龍崎の言ったことは本当だろう
「龍崎・・・そいつはどこにいるんだ?」
そう言って龍崎を見たとき───龍崎は上を向いていた。
俺も龍崎の目線を追うように上を見た。
──そこには、翼の生えた人がいた。
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