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決着は一瞬だった。『闇の翼』がこっちに急降下してきてるところに、龍崎は迷いもなく跳躍し──突っ込んだ。それは跳躍というにはありえない高さだった。
二人が交錯した途端、相手は縦に真っ二つにされていた。
龍崎は──無傷だった。
「だから言ったろ?俺が負けるわけがないって」
龍崎は着地すると、そう言ってまた不適に笑った。
その後、デビルの気配は今日はもうないと龍崎が言い、俺たちは家にこっそり戻り、床についた。
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