一章:暴君ハバネロ

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「春休みは俺の叔父さんが経営してる旅館を貸切するんだぜぇ。クラス全員+αでな」 俺、そんなの聞いてねぇよ。   「とりあえず皆、無料だから来るみたいだよ。全員春休み暇だから。お前も来るだろ?」 曜日を聞いて、暇そうだったので行く事にした。   ――――………   少し時が経ち、時刻は3:30を指す。 将がクラスの仲の良いメンバーを集めて話がしたいと屋上手前の階段に皆を集めた。 集まったメンバーは 女子二人 男子三人 俺と将と匠 針崎 匠 ハリサキ タクミ 女子は 早乙女 翠 サオトメ ミドリ 姫野 詩織 ヒメノ シオリ   早乙女はどSで姫野はどM。両者共に美少女と言っても過言では無いくらいだ。性格は真逆だけれどもとっても仲の良い二人。 匠は、全く喋らない無口でカッコいい男。 俺と初めて話をした時、彼はこう言った。 「人間には興味無い、動物しか恋心を抱かない。」 彼はケモナーだった。 女子からは、告られてばかりの羨ましいケモナー。 彼がケモナーって事を知ってる人は五人しか知らない。   配管工ヲタとショタコンキラーとケモナー ツンデレどS女とドジっ娘どM女(この新しいオプションは俺が勝手に付けただけ) この五人が集まった時、物語が始まる。
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