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「あー!!!わかんないｯ!!!」
応接室で叫ぶ女の声が一つ。
「砂嵐、煩い（ガツン）」
「痛ｯ、痛たたたｯ!!;;ちょっと、トンファーで殴ること無いでしょ;;」
あたしは今、たった今この黒髪で学ランを羽織り、その袖に風紀の腕章をつけた彼に容赦無く
殴
ら
れ
ま
し
た
「だから煩いって（ゴンｯ!）」
「痛ｯ!;;ちょっとひどくない!?;大体あんたから此処に来いって放送で呼び出したんでしょう!?;;
…しかもきてみれば」
『用事？別に無いよ』
「だしっ!!;;;
帰ろうとしたらしたで『帰ったら咬み殺す』でしょ;;」
「ワオ」
「『ワオ』じゃね―――――!!!Σ(@□@;)」
「いちいち煩いな…。で？さっきから何をそんなに叫んでるわけ？」
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