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AWACS、早期警戒管制機E-767ｲｰｸﾞﾙｱｲは自身のﾚｰﾀﾞｰによりかなり早期から敵軍、友軍を探知できる空中における管制塔だ
｢こちらｲｰｸﾞﾙｱｲ、ﾗﾌﾟｿﾃﾞｨｰ隊、貴隊は間もなく作戦空域に到達する。作戦内容に変更はないが、敵爆撃機連隊が２陣に分かれたため、先行している敵部隊にはｶﾞﾙﾑ隊を向かわせる。貴隊は第２次部隊の掃討に向かってもらう｣
｢ﾗﾌﾟｿﾃﾞｨｰ1、ﾗｼﾞｬｰ｣
｢ﾗﾌﾟｿﾃﾞｨｰ2、ﾗｼﾞｬｰ｣
｢これが初陣だ、気を引き締めて行けよ｣
｢……了解｣
その時、俺達のすぐ上空を２機のｲｰｸﾞﾙが轟音を響かせながら駆け抜けて行った
ｶﾞﾙﾑ隊
ｻｲﾌｧｰとﾋﾟｸｼｰの隊だ
彼らには作戦本部がかなり期待しているようだった
特にﾋﾟｸｼｰには｢片羽の妖精｣と言う異名がある
過去の戦闘で右翼を失いながらも基地に帰還したという実話からその名がついたらしい
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